お知らせ・活動報告

12月プログラム例会 『ホタルの守人 吉岡正夫氏』卓話

2022.12.12

2022年11月8日 広島県立総合体育館において(公財)ソロプチミスト日本財団令和4年度年次贈呈式が開催されました。さまざまな奉仕活動に対する援助や協力を行うことにより、より豊かな生活を実現し、国際相互理解の促進に寄与することを目的に支援・奨励・顕彰ならびに援助事業を実施しています。私たちのクラブから推薦した吉岡正夫氏が「社会ボランティア賞」を受賞されました。
吉岡氏は、何か人の記憶に残る活動をしたいと考え、ホタルの保全活動を2000年から始められました。河川の清掃や草刈など一人で取り組まれ、蛍の餌の飼育などすべて個人資金を捻出されてきました。贈呈式のご報告と共にホタルの保全活動を始められたきっかけや、ホタルの歴史・生態などお話いただきました。自然の力を信じて餌に特化した取り組みを始めて20年余りで自然循環が出来上がり、他府県や環境保護団体、他の地区からの育成依頼も受けられています。また、2009年から取り組まれているヒメボタルは全国的にも希少種で、業界でも大変注目されていることなど大変興味深いお話を伺いました。蛍が乱舞する風景が、いつまでも子供たちの記憶に刻まれるようになればいいですねと語ってくださいました。

関連リンク: 環境回復のシンボル「名張のホタル」を次代へ ホタルの守人|名張市 (nabari.lg.jp)

年次贈呈式 in 広島 贈呈式にて 12月例会で受賞報告会をしていただきました 吉岡様と記念写真